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とうおんe-program(5年生)

2024年9月17日 18時10分

5年生は、3、4時間目に「とうおんe-program」を行いました。

子どもたちは、事前に2つの講座から自分が興味のあるものを選び、授業を受けました。

「買い物から環境を考えよう」の講座では、まず1970年代と現代のグループに分かれて、食材を選びながら夕食の献立を考えました。各班の献立が出そろい、なぜその食材を選んだのかを発表した後、「フードマイレージ」という言葉について学びました。「フードマイレージ」とは、食材が運ばれてきた距離と食材の重さを掛け合わせて出される数値で、フードマイレージの値が高いほど、環境に与える負荷が大きくなります。子どもたちは、活動をする中で、自分がどの産地の食材を購入するかによって、環境に与える影響が異なることや、自分の土地で作られた作物を自分たちが消費する「地産地消」の大切さに気付くことができました。

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「こん虫博士に学ぼう」の講座では、絶滅危惧種や外来種について学びました。メダカやマグロ、ウナギなど身近な生き物の中にも、絶滅の恐れがある生き物がたくさんいることに驚きました。また、外来種の影響により、日本本来の自然が次第に破壊されつつあることも学びました。外来種の多くは、人の手により海外から来たものが多く、一度増えてしまうと駆除することは困難だそうです。どのような生き物を飼うにしても、最後まで責任を持って飼わなければならないことを改めて感じました。

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5年生は、総合的な学習の時間に、身近な環境問題について学習しています。

今回学んだことを、今後の学習に生かしていきたいと思います。