3年生 社会科見学(東温消防署)

2021年12月7日 18時21分

 3年生の社会科では「火事からくらしを守る」という単元で消防に関する学習を進めています。その学習の一環として、本日は東温消防署に見学にうかがわせていただきました。
 出発前に校長先生から、「百聞は一見にしかず 百見は一考にしかず(一度見ることは百回聞くことよりも優れ、一度考えることは百回見ることより身になる)」というお話をしていただきました。

消防署では、消防士の方から東温消防署にある特殊車両や火事が起きたときのはたらきについて説明していただきました。ひとえに消防車といっても初期消火に役立つ「水槽車」、水源から水を運ぶ「ポンプ車」、高所救助に特化した「はしご車」など、それぞれ違ったはたらきがあることを学びました。
 

その後は、3クラスに分かれて「救急車」、「ポンプ車」、「救助工作車」の内装や装備されている工具について見学させていただきました。

 

 人命を守るための「酸素マスク」や「ガス探知機」、救助に役立つ「ダイアモンドカッター」など普段目にすることのない機材を前に子どもたちは目を輝かせていました。
 最後に、本校教員を要救助者と設定した救助訓練を実演していただきました。


 建物の三階の窓からはしごとロープを使って迅速な救助活動が行われました。きびきびとした動きや統率のとれた連携に子どもたちから思わず「かっこいぃ」という声が漏れていました。
 教科書や動画だけでは学べないことをたくさん学ぶことができた一日でした。東温消防署の皆様、お忙しい中、ご指導いただきありがとうございました。