今日の献立は、「五穀ご飯、牛乳、打ち豆汁、鯛のガーリック焼き、野菜のはりはり漬け」でした。
打ち豆汁は、滋賀県の郷土料理です。打ち豆とは、水で戻した大豆を木づちで一粒一粒つぶして乾燥させたもののことを言います。打ち豆汁は、たくさん栄養のある大豆を使うことで厳しい冬にも耐えられるようにと考えられた汁物です。また、勝負に「打ち勝つ」という語呂合わせから、織田信長が兵士に食べさせたと言われています。今日の給食では、蒸し大豆や豆乳を使って具沢山の「打ち豆汁」にしました。大豆の甘みと豆乳のまろやかな汁をおいしくいただきました!
今日の給食は、「塩麹パン、牛乳、かぶのシチュー、かみかみサラダ、きなこ豆、いちご」でした。
いちごの旬は、もともと春です。しかし、ハウスで栽培されるようになってからは、12月にはおいしいいちごが食べられるようになりました。寒い時季に育ったいちごは糖度が高いものが多く、2月上旬までのものが特においしいそうです。いちごには、風邪を予防する働きのあるビタミンCやむし歯を予防するキシリトールが含まれています。今日の給食のいちごは、東温市産の新鮮ないちご「紅ほっぺ」でした。地元の農家さんに感謝して、おいしくいただきました!
今日の給食は、「白ご飯、牛乳、おでん、きくらげのかき揚げ、即席漬け、しそひじき」でした。
今日のおでんには、牛肉が使われていました。牛には、胃袋がいくつあるか知っていますか。全部で4つあります。ヒトは、お米を食べるとき、お米に水を吸水させて柔らかくしてから出ないと消化吸収できませんが、牛は、生のお米も消化吸収できます。他にも、乾燥したわらや草なども消化吸収することができます。ヒトが消化吸収できないものでも、牛ができるのは、4つの胃と長い腸のおかげです。ヒトは、牛と違って胃は一つしかありません。給食も家庭で食べる時も、一口30回を目指して、よく噛んで食べましょう。
わかめは、海の中で根を張り、大きい物だと2m以上に育ちます。生のままだと茶色ですが、茹でると鮮やかな緑色に変わります。これは、わかめは、緑色と赤色の色素を持っているのですが、茹でると赤色の色素が黄色に変化してしまうからです。ほかにも、熱を加えると色が変化するものは、エビやカニがありますね。これは、エビやカニが持っている赤色の色素が生の状態だと隠れているのですが、熱を加えることによって現れるからです。料理するとき色の変化にも注目してみてください。面白い発見があるかもしれません。今日の鮮やかな緑色のわかめが入ったスープもおいしくいただきましした!
今日の給食は、「鯛飯、牛乳、のっぺい汁、えびの香味揚げ、なます、米粉のガトーショコラ」でした。
鯛飯は、愛媛県の郷土料理ですね。愛媛県には、2種類の鯛飯があります。中予地方で食べられている鯛飯は、鯛を具材と一緒にご飯に炊き込んで作ります。南予地方で食べられている鯛飯は、鯛の刺身を卵にといたタレに絡ませて、ご飯にのせて食べます。今日の給食の鯛飯は、味を付けて炊いたごぼうや鯛、松山揚げとご飯を一緒に炊き込んで作った「少年の日」のお祝い献立でした。鯛のうまみたっぷりの鯛飯をおいしくいただきました!
今日は、先週月曜日から始まった「ピカリンピック」最終日でした。金メダルは1クラスで、全日パーフェクトでした!銀メダルは4クラス、銅メダルは5クラスありました。これからも、給食後の片付けをきちんとして正しく返し、感謝の気持ちを示すことを忘れないようにしてほしいなぁと思います。
今日の給食は、「コッペパン、牛乳、洋風煮込み、鶏肉のバジル焼き、みかんソースサラダ、桃ジャム」でした。
毎年この時期には、給食センターの調理員さんや野菜を作ってくれている生産者さんと給食を食べる「交流給食」があります。しかし今年は、新型コロナウイルスの影響で交流給食ができないので、生産者さんのひとりにメッセージをいただき、給食の時間に視聴しました。子どもたちは、いつも食べている給食がたくさんの人の思いや苦労が詰まってできていることがよりいっそう感じられ、今日の給食も感謝していただきました!
日本の給食で牛乳を飲むようになったのは、約100年前からです。戦争で牛乳が手に入りにくくなると、牛乳の代わりに「脱脂粉乳」を飲んでいました。脱脂粉乳は、甘味がなく、飲みにくかったようです。その後、社会が豊かになると、また少しずつ牛乳が飲まれるようになりました。近年の学校給食では、毎回牛乳が登場します。成長期に最も不足するのがカルシウムです。寒い日がまだ続きますが、「カルシウム」をとるために、子どもたちにはしっかりと牛乳を飲んでほしいと思います。
今日の「豚肉と野菜の炒め物」には、ケールが使われていました。ケールはビタミンやミネラルが豊富で「青汁」の原料になります。特にβカロテンやビタミンE、ビタミンCなど、抗酸化力の高い栄養素を豊富に含んでおり、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。今日の給食のケールは、地元の企業の協力により、先日、西谷小学校の1・2年生が収穫したケールが使われていました。畑は、川上小学校の校区内にあるので、みたことのある子どもたちもいると思います。栄養たっぷりのケールが入った炒めものをおいしくいただきました!
今日の給食は、「はだか麦粉パン、牛乳、ミネストローネ、かぼちゃのグラタン、大根の5種盛りカラフルサラダ」でした。
大根には、形が長いものや短い物、丸い物があります。色も白や紫色、赤色、緑色など様々です。今日の給食のサラダには5種類の大根が使われていました。いつも給食で使っている白色の「青首大根」、皮が緑色で中心が紫色をしている「紫大根」、丸い形をしていて皮が緑色で中が濃いピンク色をしている「紅芯大根」、皮が紫色をしてい中心がうっすら紫色をしている「紅しぐれ大根」、皮も中も濃い紅色をしている「紅くるり大根」です。どれも東温市でとれた物です。色々な大根を目でみて楽しみ、おいしくいただきました!